浜名湖鰻供養祭開催される 未来へ繋ぐ感謝と供養

浜名湖はウナギ養殖の発祥地、今年で120年の歴史を続けています。
毎年8月24日は養殖ウナギに感謝と供養を行う浜名湖鰻供養祭の日、弁天島乙女園のウナギ観音こと魚籃観音前で供養祭を行っています。

今年は土曜と重なり浜名湖のウナギ養殖関係者・販売関係・団体などの代表が多く集まり盛大な供養祭となりました。
ウナギ観音は有志者により昭和12年に弁天島の湖島に建立、その後この地に移されています。

読経の中、長い列を作っての焼香はウナギを扱う者の感謝と供養の心、ウナギの産地・消費地であり期待をいただいている私たちは一年に一度ここに集い祈りを捧げています。

焼香に続いて私たちが丹精して育てたウナギを浜名湖に放流します。
浜名湖は養殖ウナギの産地でもありますが、私たちが活動する「浜名湖発親うなぎ放流」事業では天然ウナギの親ウナギの放流を行っています。
全国に知られ期待されるウナギの産地の活動をクラウドファンディングでご支援もいただいています。

ウナギへの感謝を伝える供養祭は産地の心を表わす日、育て販売し、おいしく召し上がっていただくことが長い伝統を持つウナギの食文化を繋いでいきます。

ウナギの産地の心の一部を多くの仲間と共に紹介いたしました。