昨年のうなぎ放流量、前年比242% 浜名湖発親うなぎ放流連絡会

昨年のうなぎ放流量、前年比242% 浜名湖発親うなぎ放流連絡会

浜名湖発親うなぎ放流連絡会の活動を日本養殖新聞に掲載(平成31年2月25日号)いただきましたので転載して紹介させていただきます。

昨年のうなぎ放流量、前年比242%の420.5kg
浜名湖発親うなぎ放流連絡会

 浜松うなぎ販売組合や浜名湖養魚漁業協同組合などで組織される浜名湖発親うなぎ放流連絡会(加茂仙一郎会長)はこのほど、毎年静岡県の遠州灘で親うなぎを放流する「浜名湖発親うなぎ放流事業」の活動実績を取りまとめた。昨年の放流量は420.5kgで、前年のおよそ2.4倍に達した。

 「浜名湖発うなぎ放流事業」はうなぎの資源回復を目的に、同連絡会の主催で毎年行っているもので、今回が6回目。昨年は11月8日・27日・12月17日の合わせて3回実施し、それぞれの放流尾数の内訳は11月8日がオス62尾・メス220尾・合計282尾で重量176.2kg、27日が同80尾・153尾・合計233尾で重量101.4kg、12月17日が同167尾・213尾・合計380尾で重量142.9kg。3回分の親うなぎの放流量は同309尾・586尾・累計895尾で重量は420.5kgとなり、前年の173.7kgのおよそ2.4倍となった。

 放流量が前年より大幅に増えた理由について、同連絡会にオブザーバーとして加入している浜松市の担当者は「昨年度は前倒しして親うなぎの集荷に務めたことが大きかったのではないか」と話している。420.5kgはこれまで最も多かった平成28年度の410.2kgを上回り、放流事業が始まって以来最高。

 同連絡会の加茂仙一郎会長は「常に、ウナギ資源をこれ以上減らさないようにという気持ちで放流している。浜松市や漁協などの協力のおかげで放流できることを非常にありがたく思うし、全国の皆さんにも放流事業があることを知っていただきたい」と話している。

浜名湖発親うなぎ放流連絡会


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