イトヨリダイ・ソコイトヨリ(舞阪) 海老仙取扱魚介類

海老仙

2017年02月22日 08:00



本州のほぼ真ん中にあたり、海につながる舞阪漁港に水揚げされる魚には、東京など大都市を除けば関西で珍重される魚が多く見られます。

冬のトラフグ、初夏からのアマダイ、ハモなどに加えて春3月に漁期がはじまるタイ網漁(タイ二艘船曳き網)や6月からのタチアジ漁(タチ・アジ二艘船曳き網)で美しいイトヨリダイが混獲で揚がります。



赤よりピンクがかった美しい体に、金糸が織り込まれているように見えることから「イトヨリダイ」。
この金糸は尾びれの先からも長く伸び、頭部の後ろに赤い斑が挿し色となる美しい魚です。

高級魚であるイトヨリダイは身に水分が多く、アマダイ同様ひと手間かけて、よい出汁を活かした椀種(あんかけ、煮付けや潮汁など)に用いられるほか、料理人の工夫次第でさまざまな料理に使われています。



舞阪に揚がるイトヨリダイには2種類あり、写真の上はやや深みで獲れる「ソコイトヨリ」、下は「イトヨリダイ」で、特別分けられてはいません。
ソコイトヨリは、腹の下に黄色い色を持つことから容易に見分けることができます。

ただし、タイ網・タチアジ漁は、網の粗さが違うだけでどちらも混獲漁のため、上記2種の魚は、狙って水揚げされる魚ではありません。
必ずしも獲れる魚ではないため、ご希望のお日にちに間に合わないこともあります。ご了承ください。


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