ホウボウ(舞阪) 海老仙取扱魚介類

海老仙

2017年02月04日 08:00



ホウボウは竹麦魚などとも漢字書きされる大きな頭を持つ魚、遠州灘の浅瀬から深海まで広く棲むことから舞阪漁港のシラス漁からタイ網漁(3月解禁)などさまざまな漁にかかります。

真冬のトラフグ漁の外道として活漁としてもかかり、美しい胸ビレを蝶のように開く姿を見ることができます。
活漁ではこんな色をしていますが氷締めされると赤色が強くなります。



頭が硬く大きいことから兜を被ったようだと古くから君魚(きみうお)とも呼ばれ、江戸時代には殿様の膳にもあがり、タイなどと共に珍重される魚でもあります。

大きな頭をとれば歩留まりが悪い魚ではありますが刺身からちり、潮汁、煮着けなどさまざまな料理に使えます。

活魚のホウボウは時に浮き袋を伸縮させて「ボーボー」鳴くことがあり、その名の由来となったとか。
蝶のような羽を広げ、ヒレの一部を脚のように動かして砂底を這うなど食の前に多くの特徴を持っています。

舞阪の漁では3月からの春魚として扱われ、市場の計量札には「方々」と表記されています。

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