舞阪漁港トラフグ漁期終盤・メヒカリ・アカムツ(ノドグロ)好漁・御前崎ヒラスズキ
※舞阪漁港のトラフグ
2017年2月23日の海老仙「今旬鮮魚最新情報」をお知らせいたします。
先週16日より定期圧や前線、春一番などの強風の影響で出漁を阻まれた舞阪漁港の出漁は22日(水)のみ、トラフグ漁・底曳き漁・アカムツ漁が出漁しました。
今後既に漁期に入りましたサヨリの水揚げに期待、3月からはマダイ・クロダイを揚げるタイ網漁が解禁となります。
<舞阪漁港トラフグ>
昨年10月からの漁期のトラフグ漁もいよいよ2月末で漁期終了、漁期終盤のトラフグは大型が増えています。
22日は午後から天候が荒れる予想で早めの帰港となったため数はそれほどでもありませんでした。
<舞阪漁港底曳き>
※舞阪漁港のメヒカリ
舞阪の底曳き漁は共榮丸・幸福丸の二艘のみの漁、22日は幸福丸が出漁し写真のような美しいメヒカリを水揚げしてます。
網を入れる場所・何度網を入れるかによっても水揚げ量は変わりますがまずますの水揚げが見られます。
底曳き漁は5月15日まで続き、3月になると例年タカアシガニが多く揚がります。
※舞阪漁港のニギス
メヒカリと共に底曳き漁の網にかかるニギスにもご注目ください。沖ギスとも呼ばれるニギスの身は真っ白で深海のうまい脂を持ち、開いて天ぷら、焼き魚でもおいい魚です。
底曳き漁で安定して水揚げされるチョウカ(ユメカサゴ)はちょうど皿サイズ、カサゴと同様にまた煮付けとして美しい魚です。
料理店の一品として居酒屋さんでも浜名湖ものとして喜ばれる小型のカサゴです。その色の美しさも特徴です。
<舞阪漁港アカムツ>
底はえ縄漁で釣り揚げる舞阪漁港栄洋丸のアカムツ(ノドグロ)が人気を集めています。
網で擦れることなくヌルがついたままの美しい姿で丸々と太り高値がついています。
アカムツは底曳きでもあがりますが網で擦れるため、美しさは底はえ縄が大きく勝ります。
<浜名湖生海苔>
現在収穫の盛りを迎えている生海苔は小パック、小パック箱入りで販売しています。
<御前崎ヒラスズキ>
※ヒラスズキ
御前崎のヒラスズキはスズキの旬が夏に対しヒラスズキは冬が旬となります。身質はスズキより上質な白身で刺身、煮・焼き何でも使い勝手が良い魚です。メインの取扱は30~70センチ(800~2k物)です。
魚体はスズキとよく似ていますが、幅広で肥えたものが多く頭も小さめです。ウロコはスズキと比べると細かく横に並べてみないと分からないかもしれません。
冬場の白身として天然真鯛にヒケを取らないポテンシャルを持っています。
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