サワラ・サゴシ（舞阪） 海老仙取扱魚介類
サワラは「鰆」と書くように春の魚だと思われがちですが舞阪では年末など寒中から水揚げされています。
寒中の舞阪を賑わすトラフグ漁の漁の合間に曳き縄漁で水揚げされたり、舞阪の漁師さんは年末の贈答にも使う魚でもあります。本格的な漁は3月に解禁されるタイ網漁での混獲からとなります。
サワラは幕の内弁当などの小さな照り焼きとして登場することから、この大きさを見て驚かれることもあります。
サワラの名は「狭（さ）腹」から、細長い魚という意味だと謂われ、サワラの幼魚サゴシは「狭腰」からといいますからいずれも細長く大きな魚という名を持っています。
大きな口には小さく鋭い歯が並んでおり、曳き縄漁の疑似餌を追い食いつきます。
舞阪漁港に水揚げされるサワラは大型になれば1メートルほどに達するものからサゴシまでさまざまな大きさものが水揚げされています。
揚がったばかりのサワラ・サゴシは刺身もとれ、多くの切り身をとることができます。
身割れしやすいために赤ちゃんを抱くように扱えと謂われるサワラ、丁寧な取扱をしております。
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