今年4日目のトラフグの取引 底曳き漁のアカザエビ・メヒカリ
今年は日が続かない(漁に向いた天気が続かない)冬、前回1月19日から1週間を経て本日26日舞阪漁港のトラフグ漁が出漁しました。
一週間ぶりとなった漁は充分に海を休ませたこともありトラフグは3kg以上の大型が数見える漁となりました。
トラフグの競り(入札)は午後1時より、この時間を目指してトラフグ船が水揚げし市場に設けられた仮生け簀に放ったトラフグを見立てて競り(入札)を行っています。
底曳き漁(共栄丸)の水揚げの鮮魚は写真のハシキンメ、チョウカ、ニギスにメヒカリなどが揚がっています。
ハシキンメは近年注目されており、キンメダイやアカムツ(ノドグロ)などと同じ深海に棲むことからよい脂を持っています。
エビ類の水揚げは写真のアカザエビ(市場名テナガエビ)と生でも楽しめるアカスエビ、今年はアカスエビより小型のザルエビが獲れています。
少量ながらコシオリエビなども水揚げされています。
メヒカリは大型から小型までさまざま、メヒカリという名は市場での通称で種名はアオメエソ、どちらにしても水揚げされたばかりのメヒカリの美しい緑色に光る目が新鮮さを誇っています。
明日から天候が悪化するため、トラフグの出漁は休漁になりそうです。
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