舞阪漁港春漁揃う・シラス漁解禁・4月2日より浜名湖の市場開きます
※コウイカ類
<今週の舞阪漁港の概況>
先週の「今旬」鮮魚最新情報から1週間、春前の風波に阻まれていた舞阪漁港の漁が昨日から再開、春タイ網漁・サヨリ漁・底曳き漁・アカムツ釣り漁が揃って出漁、連日の漁が豊漁となっています。
3月21日に解禁された舞阪・新居のシラス漁は二度の出漁、まだ本格的な水揚げとはなっていませんが今後期待されています。
※マダイ・クロダイ・マダカ
<タイ網漁>
春タイ網漁ではコウイカ類の水揚げが増えてきています。
タイ網漁は活マダイ・クロダイ・マダカ(スズキ)・イナダなどを活魚で水揚げしています。
桜ダイとも呼ばれる美しいマダイのサイズはさまざま、やや黒ずんだ婚姻色が出てきたマダイも混ざってきています。
※ヒラメ
他の活魚はヒラメ・ウマズラハギなど、鮮魚はチダイ(コダイ)・ホウボウ・マトウダイ・サワラ(サゴシ)などが揃います。
※サヨリ
<サヨリ漁>
2月15日に解禁以降、本格的な水揚げは3月からとなったサヨリ漁は今週になって数が揃いはじめています。
当初よりエンピツサイズの細いものは少なく、既にサンマ級それ以上のものが見られます。
※アカザエビ(テナガエビ)
<底曳き漁>
漁期は5月15日までの終盤に入った底曳き漁は豊漁、メヒカリ・アカザエビ・アカスエビ・チョウカ・ハシキンメなどが安定して水揚げされ、今週はニギスが豊漁、例年春に大漁となるヘイケカニ(タカアシガニ)は数はまだ少ない状況です。
4月中旬からハモの水揚げが期待されています。
※アカムツ(ノドグロ)
アカムツ漁は1艘のみですが本日豊漁、大サイズは少ないものの中サイズの使いやすい型の数が揚がっています。
丸々と太るよいものを揃えられます。
※シラス
<舞阪・新居シラス漁>
まだ出漁2回のみ、今後春の海の安定と共に水揚げが期待されています。
※地キンメ
3月30日御前崎の地キンメは約2トンの水揚げ、800~2kgアップとさまざま揃います。
産卵前の脂がのった地キンメにご期待ください。
※湖アユ
<浜名湖の市場開場迫る>雄踏漁港・鷲津漁港>
待望の浜名湖ものを水揚げする鷲津漁港市場が4月2日(日)から開市、雄踏漁港市場は4月3日(月)開市です。
4月1日から来年1月15日の漁期の浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」の漁で当初は湖アユ(アユゴ)の水揚げをご期待ください。天ぷら・唐揚げなどで春の香りをお楽しみください。
※刺身セット例:マダイ・クロダイ・マダカ・ホウボウ・ヒラメ
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