ヘイケカニ・タカアシガニ（舞阪） 海老仙取扱魚介類
舞阪漁港に世界一の大きさを持つカニが水揚げされます。育てば2メートルから3メートルにもなるタカアシガニです。
舞阪漁港市場名はヘイケカニ、古くからそう呼ばれるタカアシガニは相模湾・駿河湾と同様の深みを持つ遠州灘の深海に棲み、底曳き漁（9月1日～5月15日）や、春のタイ網漁（3月1日～5月31日）で水揚げされます。
主な水揚げは底曳き漁によるもので、時に大漁となり船のカンコウ（生け簀）いっぱいに活かされて舞阪漁港にやってきます。
水揚げされるタカアシガニは長い脚を持つため、水揚げ時に欠損することがあります。脚（ハサミ脚を含め10脚）が揃っているものが値をつけます。
タカアシガニは長い脚の身を楽しむカニ、蒸すと身離れがよく楽しめます。
甲羅の中のミソと脚の身を和えて肴にするのが舞阪風の楽しみ方、舞阪の居酒屋などで楽しまれています。
ヘイケカニと呼ばれるタカアシガニには舞阪漁港伝説があり、「ヘイケが獲れると雨になる」といわれています。
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