サヨリ（舞阪） 海老仙取扱魚介類
舞阪のサヨリ（針魚・細魚）漁「さより二艘曳き網」が例年2月15日に解禁され、サヨリの水揚げで舞阪の春漁が始まります。
下アゴを針のように伸ばし、その先に紅をつけた春告げ魚の美しさは春の喜びのひとつです。
サヨリ漁を操業するのは通年でさまざまな漁（トラフグ・サヨリ・カツオ・アマダイなど）を獲るチャカ船の漁師さん、遠州灘の表層を泳ぐサヨリを二艘の船で一枚の網を曳いて獲っています。
舞阪漁港市場はサヨリの水揚げとなれば市場の床に海水を撒いて清め、大きさ別に分けたサヨリを山とと広げます。
傷つきやすいサヨリを広げ丁寧な漁で傷がないことを示し、この山を囲んで競り（入札）します。
サヨリの二艘曳きとは二艘の漁師さんが力を合わせて一枚の網を曳き、水揚げ時には二艘を横ならびに結んで巻車（網を巻く車）を持つ船に乗り移り、網を揚げています。
サヨリの季節となれば来るカツオの季節近し、春漁は3月からのタイ網漁、期待されるカツオ漁へと期待が高まっていきます。
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