舞阪漁港底曳き漁 チョウカは舞阪ものの煮魚で

海老仙

2018年01月09日 13:00



全国的な低気圧の発生で遠州灘は強い風と波が寄せ、本日は休漁となりました舞阪漁港、この期間を利用して底曳き漁の水揚げ魚を紹介させていただきます。

舞阪漁港の市場名で「チョウカ」とは底曳き漁で揚がるユメカサゴのことです。大きさはさまざまですが丸く太りカサゴ独特の姿の良さもあり、一人付けの煮魚などにご利用いただています。

ノドグロ(アカムツ)やキンメダイより手軽に使っていただけ、深海のうまい脂を持つ魚です。



底曳き漁は200mもの深海に網を曳き、舞阪名物のメヒカリやアカザエビ、アカスエビやアカムツ・クロムツなどを混獲する漁、沖で水揚げした漁果をその場で選別して水揚げしています。

魚類は混ざったまま港まで運び、選別台にあけて分けられます。水揚げカゴの中を紹介いたしましょう。

写真のチョウカはやや小さなもの、他にハシキンメは最近人気が出てきた深海の魚、キンメダイ同様のうまい脂を持ち刺身や煮魚にご利用いただけます。同じカゴにはご存知アカムツ(ノドグロ)やクロムツ、アラなどが入ることがあります。

スルメイカやカレイ類も多く揚がっています。

自然と共にある遠州灘の漁は海の天候回復待ち、次回の底曳き漁の出漁にご期待ください。

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