舞阪漁港マトウダイ 刺身からムニエルまで

海老仙

2017年03月07日 08:00



舞阪漁港のタイ網漁(タイ二艘船曳き網)は漁によい日が続かず、3月1日の解禁以降出漁は2日間のみですが好漁となっています。

漁種通り活マダイ・クロダイなど活かしと呼ぶ活魚の水揚げが盛んですが、その他氷締めした鮮魚にもご注目ください。そのひとつマトウダイを紹介いたします。

マトウダイはご覧のとおりカワハギにも似た姿を持ち長く強く鋭い背ビレなどを持っています。
体の中心に黒い的(まと)を持つことからマトウダイという名がつけられています。



マトウダイは見た目は地味ですが実力派、フレンチではサンピエールと呼ばれるムニエルの定番魚、舞阪にはシタビラメ(ウシノシタ)も揚がりますのでムニエル用の魚が揃うことになります。

さきほどまで泳いでいた舞阪漁港の鮮度のマトウダイは旨みがある刺身でおいしく、大きな肝を入れた汁は絶品です。煮・揚げ料理にも適しています。



午前の網で揚がったマトウダイが昼の舞阪に揚がり、選別台に山となって大きさ別に選別されて競りにかかります。

大きな頭や鋭く強いヒレなどはキッチンバサミでぐるりと切り取ってしまえば料理は楽、舞阪では魚のうまさを知る漁師さんの家庭料理の魚となっています。

舞阪漁港タイ網漁のマトウダイ、お引き合いください。

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